冬の寒さもやわらぎ、

春の陽気を感じられる日々が続いております。

 

日の入りまでの時間も長くなり、

新しい年度の準備に心が躍る人もいることでしょう。

 

さて、あと1か月も経てば、

新学年や新しい進学先で今までと違う生活、

今までと違う勉強が始まります。

 

新しい学年になれば、それだけ勉強が難しくなります。

 

ところで、みなさんの教科書は

何語で書かれているでしょうか？

もちろん英語の教科書以外は、

全て日本語で書かれていますよね。

 

日本で勉強をするときに、

必ず使うものが日本語、つまり国語です。

 

教科書の内容、問題文の内容、先生の授業内容

それら全てを正確に理解できるかどうかは

国語力に比例します。

 

特に理系の生徒は

国語が苦手な方も多くいるかと思われますが、

今年実施された共通テストの問題文を見てみると、

問題文が今までに比べ、具体的で

文章量も多くなっております。

 

もちろん、

文章の内容自体は

国語のテストに比べると

易しいものとなっておりますが、

数学とはいえ文章読解力も

試されるようになっています。

 

インターネットをはじめとしたIT技術が発達し、

自宅に居ながらや旅先でも

世界中から沢山の情報が読み取れる社会になっています。

 

他人が、筆者が、何を言いたくて何を伝えたいか、

また、それが真実なのかどうか、

情報に振り回されることなく

真実を掴みとる事ができるか、

大学入試センターが考えている、

思考力・判断力・表現力について、

高校生が高校三年間で

身についてほしいという一つの目安が

共通テストの問題に表れています。

 

文系理系問わず、

国語の勉強をおろそかにせず頑張ってください。

 

また、国語が苦手という生徒は、

どうか東進の先生の授業を体験してみてください。

 

TVで有名な林先生を初めとした、

沢山の実力のある先生方の授業が、

みなさんの思考力・判断力・表現力に

有益な経験となることでしょう。

 

（東進衛星予備校いわき平校　

高等部　齊藤秀行／No.102）