「先生、証明がわかりません」
証明ができないと
学力テストや新教研テストで
点数がとれないんですよね。
だから教えてください」
ほう…(・_ ・)
断る(・◇・)
「なんでですか。
証明だけは
全然点数がとれないんですよ。
お願いしますよ!」
あなたができないのは証明だけ?
「いや…でも!
証明は配点が高いんです!
だから点数をとりたいんです!」
ム…(-_-)
証明なんてたったの1問でしょ?
その他の計算問題は全部当たってるの?
連立方程式や関数の問題は
きちんとできてるの?
できてないのに
証明に手をつけるのは早いって言ってるの!
そういうのが全部できるようになってから
証明に手をつけなさいッ!
「は、はい…」
ふぅ…(-_-;)
ここまで言わないと引き下がらないのか…
志望校合格のために
配点が高い問題に焦点を絞り
自分はこれができないんだ!
だからできるようにしないと!
と思い込むのは大変危険です。
大事なのは
どうやって目標点数に近づけるか
をしっかり見極め
地に足をつけて勉強すること。
目標点数に到達すれば
解かなくていい問題だってあるのです。
「いつもできない問題」は
どうしたっていつも解かないから
できるようになるまでに
膨大な時間がかかります。
でも子どもたちはそこに気づけず、
一番難しい問題が当たれば
点数が上がると思っています。
(たった1問なのに
それが当たれば合格できると
勘違いしている?)
だから
「解いたらできそうな問題」
「基礎力があれば解ける問題」
「繰り返し練習すればできるようになる問題」
を先に仕上げなさい
と指導しています。
それが
地に足をつけて勉強する
ということ。
でっかい夢や希望を持つことは
大いに結構ですが、
自分の力以上の問題に手を出す前に
それ相応の力を身につけてほしい。
基礎力なしに応用力は身につかない。
この言葉をしっかり心に刻んで
頑張ってほしいと思います。
(平校 半澤倫子/№1209)
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