「魚を与えるのではなく

魚の釣り方を教えよ」

これは

中国の老子の言葉です。

 

いろいろな捉え方はありますが

私たちで言うと

「答えを教えるのではなく

考え方を教えよ」

といったところでしょうか。

 

できるだけわかりやすい言葉で

できるだけわかりやすいやり方で・・・

私たちも工夫して伝えていますが

伝わらないこともしばしば。

 

そもそも

そこに書いてある「例」や「まとめ」が

一番わかりやすいのに

読まずに「わからない」と言ってしまうのは

なぜなんだい？？？？？

 

「やり方」が書いてあるでしょう？

 

やがて「ダンマリ」になるか

「泣く」か「いじける」か

「へそを曲げる」か。

 

え？

答えを教えろと言ってるの？

 

教えないよ？

絶対に教えない。

 

そんなの

キミたちにとって

何の役にも立たないからね。

 

さて、こちらは小１生。

算数も予習のページになっていますが

「１０－４」は大丈夫でも

「１９－９－６」では指も限界です。

 

どうしよう・・・

どうしたらいい・・・？

 

悩んだ彼は私のところに相談にきました。

 

よし、○を描いて考えよう！

計算用紙に○がたくさん並んでいます。

 

いつかもっと簡単なやり方を教えるからね。

それまでは自分が一番わかりやすいやり方で

一個ずつ頑張っていこうね。

 

（平校　半澤倫子/№1276）