間違えるのは

きちんと読んでいないからですよ。

と言うとたいていの人は

「読んだよ！」

と言います。

 

であれば恐らく

読んでも理解できていないということです。

 

動画や映像は

分かりやすく伝えることを前提にしているため

理解することが容易です。

 

しかし

自分で文章を読んで理解するときは

「自分」で「自分自身」に伝えるしかありません。

 

そのときに必要になってくるのが

読解力です。

 

読解力は

一朝一夕で身につくものではありません。

 

普段の生活を振り返ってみて

こんなことはありませんか？

 

お子さんに

「さっきも言ったでしょ？」

「何度言われたらわかるの？」

とよく言うことがある。

 

お子さんが

「え？どういうこと？」

「意味がわからないんだけど」

と頻繁に聞き返すことがある。

 

言いたいことをうまく伝えられないので

こちらが理解するのに時間がかかることがある。

 

「読書の秋」という言葉もあるように

やはり「読書」は大事なのです。

 

読書は人生を豊かにします。

 

考え方が広まる

言葉の使い方がわかる

想像力が深まる等

いいことがいっぱいあります。

 

読書量を増やすことで

学力にも影響が出てきます。

継続することで

いつか必ず大きな力になります。

 

なんとか「読む機会」を作りたいと思い

平校では活字だけの本棚にしました。

 

ぺろぺろぺろ～と

本をめくるのが読書ではなく

しっかり読んで内容を理解すること

ときには笑い

ときには涙するくらい

きちんと理解すること。

それこそが読書です。

 

読み取る力は

すべての学力の基本です。

 

１日１冊でも

「読む」ことを意識してみてはいかがでしょうか。

（平校　半澤倫子／№1233）